• 2008.12.28
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4年ぶりに復活の“ジュニ☆スタ”が、望月&大谷に快勝!/12月27日武勇伝後楽園大会試合結果

4年ぶりに復活の“ジュニ☆スタ”が、望月&大谷に快勝!/12月27日武勇伝後楽園大会試合結果
12月27日(土)
“武勇伝スペシャル”
望月成晃デビュー15周年記念大会
東京・後楽園ホール
 
メインイベント
60分1本勝負
タッグマッチ 〜望月成晃デビュー15周年記念試合〜
○金本浩二
 稔
(22分48秒 アンクルホールド)
×望月成晃
 大谷晋二郎
  

 
=試合経過=
 金本&稔のジュニア☆スターズが、2004年10月9日両国大会以来、約4年ぶりに復活。稔は当時を彷彿とさせる紫色を基調としたコスチューム、そして当時のテーマ曲で入場。最後に主役の望月が登場すると、会場のボルテージは最高潮に達する。
 
 キック、関節技を主体とした望月と稔のB’s対決で幕開けとなる。その後、ジュニ☆スタは素早いタッチワークを駆使して、望月を集中砲火。金本が鋭いキックを浴びせれば、稔は望月の脚にダメージを与える。途中、金本の飛び膝蹴りが稔に誤爆し、あわや仲間割れかという場面が訪れるも、次の瞬間、金本、稔は合体ミドルキック、合体ドロップキックで望月を撃退。好連携で試合の主導権を握る。
 
 脚攻めに苦しむ時間が続いた望月だったが、会場の大声援、大谷からの檄を受けて、キックで2人を分断。続けざまに放ったドロップキックでいっぺんに蹴散らし、大谷のもとへ。
 大谷の顔面ウォッシュを受けた稔は、押し込み返して十八番を奪う顔面ウォッシュへ。シメの1撃に低空ドロップキックを浴びせ、蹴り脚を取らせての裏膝十字固め。これは望月がカットすると、大谷はレッグラリアットで逆襲。
 稔対望月となり、稔のフィッシャーマンバスターを丸め込みで切り返した望月はツイスターを狙うが、これは稔が飛びつき腕ひしぎ逆十字固めで切り返す。だが、望月もエプロンに追いやった金本に水面蹴りを放ち、ランニングサッカーボールキック。
 

 
 4人が入り乱れてダウンした後、望月は金本のキックをさばいて蹴り倒し、フォールへ。カウント2で返されると、今度は大谷がドラゴンスープレックスホイップ。ここから金本に、望月が三角蹴り、大谷がスワンダイブミサイルキック、望月が一角蹴り、そして大谷がスパイラルボムと大技攻勢。しかし、ここは稔のカットが間に合い、カウント2で終わる。
 さらに望月がツイスターを狙うと、金本は空中で回避してアンクルホールドへ。稔はカットに来た大谷にハイキック、ミノルスペシャル。望月は何とか自力でロープエスケープ。
 

 
 すると、今度は望月に、金本がキック連打、稔が顔面への低空ドロップキック、金本がファルコンアロー、稔がFIRE BALLスプラッシュ、金本がムーンサルトプレスとスパート。これは、大谷が寸でのところで救出するも、稔がプランチャで分断。リング上では、金本が望月にタイガースープレックスホールド。望月がカウント2.9でキックアウトして意地を見せると、金本は打撃乱射。望月も打撃で対抗し、延髄斬りへ。すると、金本はこれをかわしてアンクルホールドで捕獲。リング中央でガッチリと絞り上げ、粘る望月を遂にギブアップさせた。
 
 試合後、大きな拍手が起こる中、望月はマイクを握って後楽園のファン、稔、大谷、金本の順にそれぞれメッセージを贈る。そして、金本にはDRAGON GATEの来年1月23日後楽園大会への参戦を要請。場内が大きく沸くと、金本はこれを受諾し望月とのタッグ結成を宣言。
 最後は、今大会に参戦した選手数名もリングに上がって望月を胴上げし、15周年を祝った。
 
=試合後コメント=

 
金本「(コメントブースで稔と握手し)もうね、仲間割れしそうになっても、稔の目を見たら作戦やと、すぐに分かりましたから。久しぶりに組めて凄く嬉しかった、今年の最後という試合で。来年も組めたらいいんですけどね、ジュニ☆スタとして。まぁ、組むかどうかは本人のあれなので。俺はやりたい。今日は楽しかった。俺がやられて稔にタッチした時も、任せて大丈夫だという気持ちがあって、焦って無かった。信用しているので」
稔「俺も金本さんと同じですね。最高に楽しかった。こういうカードを組んでくれた望月さんに感謝したいですね。今年2月に、金本さんと当たる時は一戦一戦大事にしていきたいと言って、腹の中ではジュニ☆スタをいいタイミングで出来ないかなと思ってたので。組めて最高に嬉しい。ジュニ☆スタで2000年6月、はじめてIWGP Jr.タッグを獲った時のこれ(レガース)を引っ張り出してきて、それくらい気持ちが入っていたし。絶対に勝ちたかった。望月さんとも8〜9年ぶりにB’s対決をやって、俺の中でやりたかったテーマ、夢が一気に叶ったような感じ。今年最後にして最大の試合だった。金本さんは組んだら本当に心強いし、託したらもう大丈夫という安心感がある。あん時裏切らなきゃ良かったと思いました(苦笑)。何で裏切ったのかなぁって」
金本「それは俺もや(苦笑)。今日のファンは分かったと思う。あの時のプロレスの熱、何故このタッグが凄かったのかを」
稔「世代交代と言われて若い選手が伸びている中で、年齢的にも35以上の人間がメインを飾って。でも、この4人が大熱狂させたのは、90年代の(新日本)Jr.は凄かったという事ですよ」
金本「(1月23日後楽園大会参戦の件について)アイツの考えている事は、組んでクソ生意気な若い奴らをボコボコにしましょうと。俺、そういう試合好きやから。リング上でしっかりとモッチーの言葉を受け取りました」
稔「まぁ、まとめて言える事は90年代のJr.は最高、そしてジュニ☆スタは最高と言う事です。分かったと思います、今日の超満員のお客さんは」

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