「気が済むまで鈴木を殴り続ける!」/永田選手が1/4ドームに向けて公開練習
12月27日夕刻、東京都内の新日本プロレス道場にて、1月4日の東京ドーム大会で“宿敵”鈴木みのる選手と対戦する永田裕志選手が公開練習を行なった。
私服姿で道場に現われた永田選手は、「公開練習というかたちで皆様にお集まり頂いた訳ですが、今さら勝つために技を磨くとか、新技を作って勝利に結びつけるというような相手では無い訳で。とにかく試合に関しては気が済むまで殴り続ける。KOしていても、引きずり起こして気が済むまで殴る。そういう相手なので私服で(来ました)」とコメントし、公開練習を開始。
私服姿のまま鈴木選手の顔写真が無数に貼られたサンドバックと対峙し、まずは打撃練習。鈴木選手の写真目掛けて、力のこもったパンチとキックを打ち込み、その写真をビリビリに引き裂いていった。
続いて、ヘッドギアを装着し、その上に鈴木選手の顔写真のお面をつけた内藤哲也選手を実験台に、顔面への張り手、さらには鈴木選手の十八番であるスリーパーホールドを試し切りした。
そして公開練習を終えた永田選手は、「彼とは価値観も考え方も全く違う。正反対の人間」と、改めて鈴木選手についてコメント。
逆落としを使った事に対する鈴木選手の“パクリレスラー”発言については、「マネするセンスがあったからマネしただけ。プロレスって幅広いものであって、他の人の技を使う事で、ヘタすりゃ本家よりも凄い技になってしまう事もある」と、自らのプロレス論をぶつけて、真っ向から対立。
さらに、「鈴木は逆落としで中西(学)を投げられなかったんですよ。本家よりもパクリの俺が、中西を(逆落としで)投げた。そこがオマエと俺の違いだというのが分からないのか」と続け、鈴木選手を辛辣な言葉でぶった切っていく。
最後に永田選手は「気が済まなかったら延々と殴り続ければいいだけ。思う存分殴れるわけだから、1月4日が待ち遠しい」と語り、壮絶な殴り合いの三冠ヘビー級タイトルマッチになる事を示唆。
お互いのプロレス論と意地が激しく交錯するリング上で、最後に立っているのは永田選手か? はたまた鈴木選手か?
「レッスルキングダム IN 東京ドーム」
2007年1月4日(木)
東京・東京ドーム
16:00会場/18:00試合開始
※対戦カード、試合順は変更になる場合がございます
=第1試合=
WELCOM TO TOKYO DOME! NEW YEAR FUNNY WALTZ
渕正信
エル・サムライ
田口隆祐
VS
菊タロー
荒谷望誉
雷陣明
=第2試合=
ARTISTIC TAG TEAM BATTLE
邪道
外道
VS
NOSAWA論外
MAZADA
=第3試合=
ROCKIN’YOUR HEARTS OF FXXXING OUTLAWS
真壁刀義
矢野通
石井智宏
VS
ディーロ・ブラウン
ブキャナン
トラヴィス・トムコ
=第4試合=
DIMENSION ZERO
長州力
中西学
飯塚高史
山本尚史
VS
TARU
諏訪魔
RO’Z
ジャイアント・バーナード
=第5試合=
TOP OF THE WORLD ARTS OF WAR
金本浩二
タイガーマスク
カズ・ハヤシ
TAKAみちのく
井上亘
VS
獣神サンダー・ライガー
稔
ミラノコレクションA.T.
近藤修司
“brother”YASSHI
=第6試合=
DANGEROUS RAPTURE
川田利明
VS
中邑真輔
=第7試合=
60分1本勝負
ダブルメインイベント 三冠ヘビー級選手権試合
鈴木みのる
VS
永田裕志
=第8試合=
60分1本勝負
ダブルメインイベント IWGPヘビー級選手権試合
棚橋弘至
VS
太陽ケア
=第9試合=
スーパードリームタッグマッチ “This is レッスルキングダム”
武藤敬司
蝶野正洋
VS
天山広吉
小島聡