全日本プロレス『2018 ダイナマイトシリーズ 【開幕戦】』6月12日(火)後楽園大会にて、アジアタッグ選手権試合がおこなわれ、“第104代王者組”永田裕志&秋山準組が野村直矢&青柳優馬組を迎え撃ち2度目の防衛戦をおこなった。
試合は、永田がキック、野村がエルボーで序盤から激しい打撃戦を展開。
両者、タッチをかわすと、青柳は秋山を場外に蹴散らし、場外へプランチャを発射。
さらに、青柳は場外戦を展開すると、挑戦者組は素早いタッチワークで秋山を追い込んでいく。
苦しい状況の秋山は青柳に対しパイルドライバーで反撃に出ると、永田とタッチ。
永田はフロントハイキック&エルボー&ミドルキックの連打を叩き込むと、青柳もミサイルキックで応戦。
青柳とタッチした野村は永田に対し、串刺しエルボーからノーザンライト・スープレックス、ミサイルキックを次々に決めていく。
しかし、永田も野村のスピアを膝蹴りで迎撃し、野村にペースを握らせない。
秋山対青柳の場面、青柳はランニングエルボーからブーメランアタック、ダイビングクロスボディアタック、野村と合体のブレーンバスターで畳みかけると、ジャーマン・スープレックス・ホールドで固めていくが、ここは永田がカットに入りカウント2。
終盤、永田は野村のエルボー、スピア、山折りの猛攻をしのぐと、脇固めから白目式腕固めで形勢逆転。
続けて、垂直落下式ブレーンバスターも決めるが、これは青柳がカットに入りカウント2。
それでも、最後は永田が野村のスピアを膝蹴りで迎撃し、“伝家の宝刀”バックドロップ・ホールドを炸裂させ、野村から3カウント奪い、2度目の防衛に成功した。
■全日本プロレス『2018 ダイナマイトシリーズ 【開幕戦】』
6月12日(火)後楽園ホール
●アジアタッグ選手権試合 60分1本勝負
【王者組】○永田裕志&秋山準(21分34秒 バックドロップホールド)【挑戦者組】●野村直矢&青柳優馬
※第104代王者組が2度目の防衛に成功