『WORLD TAG LEAGUE 2017』がスタートし、早くも中盤戦へ突入。今回もシリーズの“最注目タッグ” EVIL&SANADAに直撃インタビュー!!(後編)
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■EVIL「チェーズがリーダーになって、ファレを動かした時のほうが、“アンダーボス”として覚醒してくるのかもしれないな」
――さて、引き続き『WORLD TAG LEAGUE』公式戦についてうかがいたいんですけど、まずは11.25滋賀大会でバッドラック・ファレ&チェーズ・オーエンズ組と対戦します。
EVIL そうだな。バッドラック・ファレに関しては、去年のタッグリーグでも当たってはいるが……。「タッグリーグの舞台でも“バケモノ”として覚醒できんのか?」と問いたい部分はあるな。アイツはまだまだ本領を発揮できていない気がする。
――その一方で、チェーズ・オーエンズはBULLET CLUBきっての“クセモノ”という感じがありますね。
SANADA このチーム、意外と番狂わせをしていきそうな予感もありますね。俺らは大丈夫ですけど、ほかのチームは気を抜くとヤバいかもしれない。チェーズは意外にテクニシャンというか、いぶし銀的なレスラーですし。まあ、警戒しているぶんには大丈夫だと思いますけど。
――ナメてかかったら危ないかもしれないと。ファレ選手はいかがですか?
SANADA 去年の『G1』でもシングルで負けてますけど。ああいう大きい相手は嫌いじゃない。迫力もあるんで観ている方はおもしろいかもしれない。ただ、ファレってどうにもつかみどころがない部分がありますよね……。
EVIL フフフ。逆に言えば、チェーズがリーダーになって、ファレを動かした時のほうが、“アンダーボス”として覚醒してくるのかもしれないな? そのほうがより恐ろしいチームになるかもしれない。まあ、俺たちからすれば、恐れるに足らないチームだよ。
■SANADA「意識してないといえばウソになります。というのは裕二郎選手とは“地元”が一緒なんですよね」
――続いては、11.28長野でハングマン・ペイジ&高橋裕二郎組ですが、このチームに関しては?
EVIL このハングマン&裕二郎に関しては、今年の1.4東京ドームのガントレットマッチ(NEVER6人タッグ王座戦)でも顔を合わせているな。
SANADA ペイジはたぶんこのブロックで言ったら、一番のイケメンですよね。裕二郎ガールズが来たら、ペイジに惚れちゃうんじゃないかというくらい。あと、ああ見えてじつは若い(26歳)。……逆に言えば、その程度の印象しかないなと。あと高橋裕二郎に関しては『ALL TOGETHER』(2011年8月27日・日本武道館)でも試合してますね。
――たしかに、あの伝説の『ALL TOGETHER』で、内藤哲也&真田聖也(SANADA)&谷口周平組とモハメド・ヨネ&征矢学&高橋裕二郎組と対戦してますね。しかも直接フォール勝利してます。
SANADA そのあとは、さっき言ったガントレットマッチ程度ですかね。まあ、意識してないといえばウソになります……。というのは裕二郎選手とは“地元”が一緒なんですよね。
――あ、SANADA選手とは同じ新潟出身で同郷でしたね。
EVIL まあ、裕二郎は一発一発が強烈な技を持っているのはたしか。ペイジもああ見えて身体もデカくて、素早い選手。ただし、「このチームもEVIL&SANADAの敵じゃねえな」と。
■EVIL「東金大会の永田裕志vs中西学……。観た感じ、アレって“引退試合”だったんじゃねえのか?」
――そのあとは、12.1豊橋では、永田裕志&中西学。いわゆる“第三世代”タッグ、デビュー25周年タッグとの対戦になります。
EVIL フフフ。その東金大会の永田裕志vs中西学の試合……。観た感じ、アレって“引退試合”だったんじゃねえのか? なんかそういう雰囲気を二人とも醸し出しながら試合していたよな? 正直言って、この二人に関しては“現役感”は一切感じないね(キッパリ)。
――言い切りましたね。
EVIL もはや節目節目で「現役を終わらせよう」としているよう印象がある。永田に関して言えば、『G1』の最後の公式戦だって「辞めない」と言いつつも、辞めるような空気だっただろ? もうコイツらは出て来なくていいし。「出てくるんだったら『WORLD TAG』も終わりにしてやろうか?」って感じだな。
――では、SANADA選手は?
SANADA 中西選手に関しては、今年の前半にNEVER6人タッグ王座で“タグチジャパン”として何度か闘ってましたね。永田選手に関しては、それこそ全日本プロレス時代に『チャンピオン・カーニバル』とかでシングルで試合してますけど、あの時の勢いはないです。……ただ、自分も50近くになってみないとわからない世界ですけど、「大変なんだろうなあ」とは思いますけどね(ニヤリ)。
――あ、第三世代に対して「大変なんだろうなあ」と思ってますか。
SANADA ええ。「自分も50近くになったら、そういう感覚なんだろうなあ」と思って見てますね。たぶん大変ですよね? だから、そんなに悪くはあえて言いたくないです。
――そこはEVIL選手とは正反対の立ち位置ですね。
SANADA フフフ。もちろん選手としてのピークは、あきらかに過ぎているでしょう。自分たちは向上心を持って闘ってますから。もちろん彼らも向上心はあるんでしょうけど、それだって限度がある。そこで“差”が出てくるような闘いになるとは思いますね。
■SANADA「最近の小島聡に関しては、『もっと格好イイ先輩でいてくれよ』という思う瞬間がありますよね」
――そして、12.3高知大会では天山広吉&小島聡の“テンコジ”と対戦します。
EVIL まあ、タッグチームとしての功績は認める部分もあるし、「“テンコジ”という名前をおいしく頂いてやろう」という気持ちもあるにはある。ただし、選手個人でいえば、小島に関しては相手のことを肯定するばかりで「本当に“闘う気持ち”が残っているのか?」と疑問を感じることが多いな。まあ、「『G1』の時と同様、完膚なきまでに終わらせてやるよ」という気分だな。
SANADA まあ、テンコジと対戦といってもイチ公式戦ですからね。もしかしたら、天山&小島vsEVIL&SANADAのIWGPタッグ選手権という舞台だったら、それなりに意味もあったかもしれない。IWGPタッグでバリバリやっていた頃のテンコジだったら、体感してみたかったかもしれないけど……。
――いまのテンコジにはそれほど魅力を感じませんか。
SANADA ええ。……加えて、さっきEVIL選手も言ったように、最近の小島聡に関しては「もっと格好イイ先輩でいてくれよ?」という思う瞬間がありますよね。
――二人とも小島選手に関しては手厳しいですね。
SANADA なんかプロレスラーにしては、やさしすぎるイメージが強いなと。あえて、“ああいう風”にしているのかもしれないけど。まあ……、ああいう人がいてもいいんですかね(ニヤリ)
EVIL ……(ニヤリ)。
■EVIL「後藤&YOSHI-HASHI? いまやCHAOSの“お荷物チーム”に成り下がったんじゃねーか?」
――そして最後の公式戦は、12.8広島大会で後藤洋央紀&YOSHI-HASHI組です。去年は最終戦で後藤洋央紀&石井智宏組に敗戦していますね。
EVIL 後藤、YOSHI-HASHIともに、かつての勢いが消えうせたヤローどもだな。二人とも「自分がどうしたいのか?」がまるで見えて来ないレスラー。もちろん、実際に試合すれば熱くなるかもしれない。ただし、試合から離れた部分でアイツらの勢いはまったく感じないし、主張もさっぱりわからない。いまやCHAOSの“お荷物チーム”に成り下がったんじゃねーか?
――二人とも試合のクオリティは高いと思うんですけどね。
EVIL かつて俺は後藤とは抗争していたこともあったけど、いまはもう「俺たちの遥か下にいるんじゃないか?」という認識だね。
SANADA 自分からすると、後藤選手にかつての勢いがないというのは……「あえてやってるんじゃないかな?」と思ってるんですよ。それが逆に怖いというか(苦笑)。
――わざと不調なイメージを狙っていますか?
SANADA フフフ。もしかして「下げておいて上げる」ような作業の途中なのかなと。わざとそこを狙ってやっている感じもしなくもないですね。確信犯的な感じで。
――もう一方のYOSHI-HASHI選手は、SANADA選手とも抗争をしてましたが。
SANADA 凄くねちっこいイメージの選手ですね。何度も何度も食らいついてくるという部分で。……ただね」、この後藤&YOSHI-HASHI組というのは、意外にタッグの相性としては合いそうな気もしますね。
――後藤選手とYOSHI-HASHI選手の二人は「プライベートでも凄く仲がいい」らしいですし。
SANADA まあ、それがリングでどう出るかですよね? 仲がよくてうまく行くパターンもあれば、そんなに仲が良くなくてもリング上ではうまくいくこともありますから。
――ちなみに、SANADA選手とEVIL選手の仲はどうなんでしょうね。
SANADA 仲………? まあ、自分的にはEVIL選手とは割とひんぱんにコミニュケーションを取っているほうだと思いますけども。
EVIL ……(ニヤリ)。
■SANADA「現IWGPタッグ王者のK.E.Sが上がってくるとするなら、あんまりやりたくない相手ですね」
――最後にBブロックのチームで、お二人が優勝決定戦で当たりたいチーム、もしくは上がってくると予想するチームは?
EVIL というかその前に、このBブロック、本間(朋晃)は出ねえのか?
――今回は出場が間に合いませんでした。真壁&本間組には昨年、敗れているから借りがありますよね。やはり真壁&ヘナーレ組ではもの足りない?
EVIL そのヘナーレは今回が復帰シリーズなんだろ? 真壁&ヘナーレ組の間に絆があるんだがなんだか知らないが、その程度で『WORLD TAG LEAGUE』にエントリーしていいようなチームなのか? そのへんには疑問しか感じないな。
――なるほど。
EVIL ただ、順当に考えれば、BブロックはIWGPタッグの3WAYで何度も闘っていた3チーム(K.E.S、ウォーマシン、G.O.D)あたりだろうな。ただ、現在のタッグチャンピオンは……K.E.S? まあ、そこはシッカリと頭に入れておこうか(ニヤリ)
SANADA 個人的には、ロウ&ハンソンのウォーマシンが来そうな気もしてますけど。もし、現タッグ王者のK.E.Sが上がってくるとするなら、あんまりやりたくない相手ですね。
――ほう。それはなぜですか?
SANADA あのデカさが驚異というのもありますし。……あとデイビーボーイ・スミスJr.とは試合したことないんですけど、身体にオイルを凄く塗っている印象があるんですよね。アレが試合中にすべりそうでイヤだなと。
――なるほど。最後に、このリーグ戦に関してもうひとことづつ、お願いします。
EVIL フフフ。この『WORLD TAG LEAGUE』は、EVIL&SANADAによる、EVIL&SANADAのためのシリーズになることはもう目に見えている。文句があるヤツらは、覚悟を決めてかかってこいよ? ということだ。
SANADA 自分は、新日本プロレスのこれまでのヒストリー、過去の全タッグチームの中で、EVIL&SANADAという最高にカッコいいタッグチームが誕生するシリーズになると思ってます。それを証明したいですね。
EVIL そのとおりだ。俺とSANADA、タッグチームの“新しい歴史”が始まるぞ!
■『鉄拳Presents WORLD TAG LEAGUE 2017』
11月26日(日)16時~ 愛知・愛知県体育館
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※「ロイヤルシート」は完売となりました。
11月28日(火)18時30分~ 長野・長野運動公園総合体育館
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※「ロイヤルシート」は残りわずかとなりました。
11月30日(木)18時30分~ 東京・後楽園ホール
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※「特別リングサイド」「リングサイド」「指定席」は残り僅かとなりました。
12月1日(金)18時~ 愛知・豊橋市総合体育館 第2競技場
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※「リングサイド」は残り僅かとなりました。
12月2日(土)17時~ 大阪・大阪市中央体育館・サブアリーナ
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※「ロイヤルシート」「指定席A」「指定席B」「2階指定席」は完売となりました。
※「小中高生券」を含む当日券の発売はございません。何卒ご了承ください。
12月3日(日)18時~ 高知・高知県民体育館
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※「ロイヤルシート」は完売となりました。
12月5日(火)18時30分~ 大分・大分イベントホール
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※前売券は全席種完売となりました。
※当日のみ立見券(4,500円)の発売が決定いたしました。数に限りがあるため、お一人様2枚までの販売とさせていただきます。
12月6日(水)18時30分~ 長崎・佐世保市総合グラウンド体育館
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※「ロイヤルシート」は完売となりました。
12月7日(木)19時~ 山口・やまぐちリフレッシュパーク総合体育館
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12月8日(金)18時30分~ 広島・広島グリーンアリーナ・小アリーナ
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※「特別リングサイド」「2階指定席」は完売となりました。
※「1階指定席」は残り僅かとなりました。
12月9日(土)18時~ 愛媛・テクスポート今治
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※「ロイヤルシート」は残り僅かとなりました。
12月11日(月)18時30分~ 福岡・福岡国際センター <優勝決定戦>
★チケット発売中!!
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※「ロイヤルシート」は完売となりました。
※「アリーナ席」は残り僅かとなりました。