11月18日(土)東京競馬場にて開催された、「2017東スポCLIMAX.22」に、オカダ・カズチカ選手が登場。
まずは、東京競馬場のゴール前特設ステージにて、オカダ選手、稲富奈穂さん、東スポ館林勲記者・虎石晃記者による「東スポ特別予想会」が行われた。
この予想会では、当日の東京メインレースである「東京スポーツ杯2歳ステークス」の予想及び、翌日曜日の京都メインレース、GⅠ「マイルチャンピオンシップ」の予想をそれぞれ発表。
オカダ選手の「東京スポーツ杯2歳ステークス」の予想は…ゴールドギアとワグネリアンの2連単。ワグネリアンは本命馬だが、ゴールドギアを選んだ理由は何故かと稲富さんに尋ねられると、「やはりレインメーカーなので、ゴールドという名前で選びました。」と回答。
なんとこちらは既に馬券も購入済で、出演者はその金額を見てビックリ。この馬券で勝てば、そのお金は全て「マイルチャンピオンシップ」に賭けるとの宣言も出た。
「マイルチャンピオンシップ」の予想は、レッドファルクス、イスラボニータ、ウインガニオンの3連単。こちらも理由を聞かれると、「レッドファルクスは…賞金をたくさん稼いでいるから(笑)、イスラボニータは、むかしカラオケでよく歌っていました。」と回答。
そして、全く印のついていないウインガニオンを選んだ理由について聞かれると、「馬の父親の名前が『ステイゴールド』だから?」と虎石記者が予想。全くその通りの理由でした。
出演者全員の予想発表が終わる頃、会場にはパラパラと雨が降り始め、稲富さんから「ちょうど雨が降ってきて、ホントにレインメーカーですね(笑)」と言われると、「すみません(苦笑)」と謝る場面も。
続いて、センターコートにて「新日本プロレス オカダ・カズチカによるスペシャルトークショー」が行われ、会場には“プ女子”のみならずたくさんの“UMAJO”に、もちろん男性ファンも大勢駆けつけた。
大歓声のなか登場したオカダ選手は、東京競馬場に来るのは初めてということで、まずは「初めまして!!」と東京競馬場全体にご挨拶。
トークショーでは、購入した「東京スポーツ杯2歳ステークス」の馬券の話題からスタート。この後、後楽園ホールでの試合を控えているオカダ選手ですが、「もしすごいニコニコで入場してきたら、『あ、オカダ勝ったんだな』と思ってください。」とコメントを残すと、これには客席からどっと笑いが起きた。
11月8日に30歳の誕生日を迎えたオカダ選手は、その心境を尋ねられると、「スポーツ紙に、『オカダ・カズチカ(30)』って書かれているのを見て、『ああ、俺も30になったんだなぁ…』と思いましたね…」としみじみと答えた。誕生日には、自らCHAOSのメンバーに声をかけ、自らケーキを持って電気を消して登場するという、完全セルフプロデュースの誕生日パーティーをしたという話も。ちなみに、外道選手からもらったプレゼントはまだ未開封とのこと……。
続いての話題はオーストラリア遠征の話に。司会者から、一番リラックスできる瞬間を聞かれると、オーストラリアに行った時がとても楽しかったと回答。
「試合をしてお客さんの歓声を聞いて、『プロレスってやっぱりいいな』と改めて感じることができた」と語った。
また、コアラを見るべく意気揚々と動物園に行ったものの、閉園30分前で入園できなかったという残念な話も。さらに、現地で購入したコアラの被り物は、バンダナ代わりに外道選手にあげようと思っているとのことで、いつかこの被り物がCHAOSのDVDに登場する日も遠くないかもしれない……。
そして、メキシコ・闘龍門時代の話にも及び、メキシコにいた時、辛かったことについて司会者から尋ねられると、標高が高い場所だったが故に、一階から四階に昇り降りするだけでも息が上がってしまうことが辛かったと回答。
ちなみにメキシコでのおすすめの料理は“タコス”だそうで、タコスを食べるためにメキシコ遠征に行くといっても過言ではないとのこと。
ここで、司会者からそろそろ終わりの時間が近づいてきたというアナウンスが入ると、「じゃあ、もう帰りますかね」というシメの一言に対して、客席にいた小さな女の子から「帰らないでー!」とかわいい声援が入り、これにはオカダ選手もニッコリ。「続けましょう!」と、トークショーはもう少しだけ続行。
最後は、イッテンヨンを目前にどのような心境か司会者に聞かれると、「楽しみですね。イッテンヨンは、世界中から注目されていて、盛り上がってきています。そんな中、メインイベントで闘うことができるのは楽しみだし、燃えてきますね。この後の後楽園ホールでの前哨戦も、しっかり大事にして闘っていきたいです。」と答えた。
そして締めくくりには「東京競馬場に、カネの雨が降るぞー!」のキメ台詞と割れんばかりのオカダコールの中、退場し、イベントは大盛況で終了した。