9月28日(木)20時～タワーレコード新宿店にて、棚橋弘至選手の新入場テーマ曲集『LOVE ＆ ENERGY』発売記念イベントが開催され、会場には大勢の逸材ファンが詰めかけた。

そして、新入場テーマ曲『LOVE ＆ ENERGY』とともにIWGPインターコンチネンタルのベルトを肩にかけ、新作のTシャツを着た棚橋選手が登場すると、来場者から「キャー！タナー！」と黄色い歓声が飛び交った。

そんな中、ベルトで生エアギアーを披露した棚橋選手は「いっぱい撮ってください！目線を送りますよ」と撮影タイムへ。

撮影タイム後にマイクを握った棚橋選手は「新日本プロレス“100年に一人の逸材”棚橋弘至です。今日はよろしくお願いします！」と挨拶をかわし、スペシャルトークショーがスタート。

※スペシャルトークショーの内容は以下の通り

――実際に新入場テーマ曲『LOVE ＆ ENERGY』を使ってみていかがですか？

棚橋　『G1』を経て、メインを締めることが多くなって、何回も何回も会場で流れてこそ、皆さんの心に残ると思うので、それが出来てきて凄く自分にもシックリ馴染んできましたね。

――使い始めてから変わった点は？

棚橋　使う度に、「GO ACE」のタイミングを自分で掴んできてるっていう感じですね。

――3回と4回の時があるんですよね。

棚橋　そうなんですよ。ない時もあるので「オイ、ないのか？」っていうね。

――そこは作家の北村陽之介さんが「お客さんと一緒に楽しんでほしい」という思いで、同じにしてないとおっしゃってましたね。

棚橋　なるほど。でもね、ヒントはオカダの『RAIN MAKER』にあったんですよ。オカダの曲は、「（※前奏を口ずさみ）……オイ！」って入るじゃないですか。アレはもっとみんなが言うのかなと思ったんですけど、それほど言わないっていうのがあったんで、「じゃあ、俺がやってしまおう」と。もっとわかりやすい感じで「GO ACE」って言いやすかなと思って。

――「GO ACE」の声はお客さんにご協力いただき、後楽園ホールで収録しましたが。

棚橋　参加してくれた方、ありがとうございます！

――棚橋選手のアイディアですよね。

棚橋　そうですね。でも、ちょうどその時ケガで本人が会場にいないっていうね。ホント、大変申し訳なかったんですけど、会場でもオーディエンスバージョンを使い始めてます。ボクが試合で勝って一周するじゃないですか。すると、曲が終わるので次にオーディエンスバージョンを音響さんが流してくれるんですよ。で、皆さんの声で「GO ACE」ってなってるんですけど、棚橋の声も入ってて、「GO ACE」の中で一回だけ棚橋が「オーイェー」って言ってるんですよ。アレはレコーディングの時に「オーイェーって最初思ってたんですよ」っていう話をしたら、「じゃあ、オーイェー撮りましょう」ってなって音源だけ撮っておいたんですよね。そしたら、一回だけ北村さんが遊び心で使ってくれてね。

――皆さんが「GO ACE」って言ってくださった後に、棚橋選手が「オーイェー」で返すと。

棚橋　「GO ACE、オーイェー、GO ACE、オーイェー……」ちょっと無理がありますね（苦笑）。

――気づいてた方いらっしゃいますか？（※来場者は気付いていなかった様子）

棚橋　いないですね。ありがとうございます。アレね、いきなり「ターナハシ、ターナハシ」から始まるので、普通の入場の時から使いたいですね。それぐらいのコールが自然発生するぐらいにこれからもしていきたいんですけど、拍手のテンポが速いので拍手のタイミングは結構難しいかなと。手拍子するにはちょっと早いんですけど、そこは早めの手拍子をお願いします。

――あと、この曲をベースにしたエアギターも作って新曲として披露していただいたんですけど、その辺りの反応は？

棚橋　実は、まだボクがあんまり聞き込めてなくて、まだ合わせきれてないっていう部分で、伸びしろはありますね。アレも「エアギターの曲を入れましょう」って話になったら、「曲名をお願いします」って言われて……「エアギターの曲名……エッ！？」ってなったんですけど、“ENERGY BLOW”エネルギーの爆発っていうことで、名前だけ非常にカッコいいと。

――曲を変えるっていうことに関しては？

棚橋　やっぱり、曲を変えるっていうのはレスラーとして覚悟がいることだったので、それまで積み上げて来たモノを一回なしにして、「もう一回、イチからいこう」っていうその覚悟はいまでもありますので、これから引き続き棚橋の闘いに乗っかっていく『LOVE ＆ ENERGY』を楽しみにしててください。よろしくお願いします。

――今後、シングル戦も含めたくさんの試合があり、その先には1.4東京ドームも待ってますが。

棚橋　そうですね。これから東京ドーム大会に向けて、それから注目度の高い試合が続いていくのでね。

――ちなみに、映画の方はどんな状況ですか？

棚橋　8月15日にクランクインして、もうクランクアップして撮り終えてます。で、いま編集作業とか音入れがあって、12月か1月に出来上がって、それから試写があったりとか、プロモーションとかがあったりで、「公開はその先だ」って言ってましたね。

――髪が短くなった以上に、髪の色が変わったことに驚きましたが。

棚橋　映画の原作に寄せてというか、子供はパパの仕事を知らない。普段は良いパパなので、役作りですよね。金髪ロン毛の良いパパがあまり確率的にいないということで、その辺は演技に関してヤングライオンなので、映画に対する姿勢、意気込みを見せれたらいいなと思ってね。でも、もう自分でも見慣れてきましたよ。どうですか？（※来場者から『カワイイ！』と歓声が沸く）ボク、これの前の仕事がマッスルプロジェクトさんの撮影だったんですけど、ヘアメイクさんが入ってくれて、ボクのオーダーが「ポメラニアンみたいにしてください」って。いつもは外ハネにするんですけど、今日は全部前にしましたね。

――今回のジャケット撮影の際も、かなりヘアメイクさんにいろいろやってもらいましたよね。

棚橋　あのヘアメイクさんは結構ブッ飛んでましたね。一番グリグリに巻いてくれたのと、「身体にラメを塗りましょう」って（笑）。よぉく見ると、小さいキラキラがいっぱいついてます。

――では、そろそろトークショーも終わりを迎えましたが。

棚橋　今日は足元が悪い中、雨の中、ありがとうございます！（※このあと、再びベルトを持った棚橋選手が撮影タイムへ）

トークショーのあとにはサイン会がおこなわれ、棚橋選手は一人一人からのメッセージをしっかり受け止め、ガッチリ握手で応える相変わらずの神対応を見せた。

そして、イベントの最後に再びマイクを握った棚橋選手は来場者と「GO ACE！」の合唱で会場を織り上げると、「皆さん、遅くまで残っていただきまして、ありがとうございます。そして、一人一人の方が棚橋に『インターコンチおめでとうございます！』とか、『これからも応援してます！』とか、『ただのイケメンになってしまいましたね』とか、メッセージを送っていただいて、ありがとうございます。髪を切った棚橋はただのイケメンって、一歩も下がらないっていうね。もう一回、新日本の中心をつくります。（※大歓声が沸き起こる）オカダよりも大きい渦をつくります。だから、皆さん、信じてついてきてください。今日はありがとうございました！あっ……今日はちょっと脱げない身体のなので。（※棚橋コールが沸き起こると、それに応えるように棚橋選手はTシャツを脱ぎ）ちょっとポチャッとしてますけど、近日中に“鉄の意志”が帰ってきますので、10月9日、ドームに向けて絞っていくので、皆さん、厳しい目で見ててください。今日はありがとうございました。ということで、じゃあ最後に、タワーレコードの皆さん、愛してま～す！（※大合唱）」と大盛況のイベントを締めくくった。

■商品情報
棚橋弘至 新テーマ曲（CD＋DVD）『LOVE & ENERGY ～Hiroshi Tanahashi ENTRANCE MUSIC～』
発売日：7月26日（水）
価格：2,315円＋税

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収録内容：
（CD）
・LOVE & ENERGY
・LOVE & ENERGY ～AUDIENCE ver.～
・LOVE & ENERGY ～prototype～
・LOVE & ENERGY ～1^st.DEMO～
・ENERGY BLOW ＜AIR GUITAR＞

（DVD）
・LOVE & ENERGY ENTRANCE VIDEO ～DVD Ver.～
・棚橋弘至×北村陽之介 ENERGY TALK SESSION