現地時間8月24日(木)マンチェスター大会&8月26日(土)ニューカッスル大会にて『WCPW Presents プロレスリング・ワールドカップ’17』が開催され、KUSHIDA選手が見事優勝をはたした。
決勝では、リコシェを破り勝ち上がってきたウィル・オスプレイと対戦。
試合前、両者は握手をかわすが、ゴングと同時にオスプレイがジョン・ウーを仕掛けると、場外へ転落したKUSHIDAに、サスケスペシャルを敢行。
だが、KUSHIDAもすぐさまオスプレイのシューティングスタープレスを足で迎撃すると、コーナートップから場外のオスプレイへ、トペ・コン・ヒーロを発射し、両者序盤からエンジン全開。
その後、KUSHIDAはオスプレイの左腕に照準を定め、腕を極めていく。
これに対し、オスプレイはハンドスプリング式レッグラリアットで反撃に出ると、串刺し式低空ドロップキックと畳み掛ける。
ここで両者場外戦へと移ると、オスプレイはKUSHIDAを柵の後ろの客席に放ると、リング上から客席のKUSHIDA対し、スワンダイブ式ボディアタックを放つ。
苦しい状況のKUSHIDAは、オスプレイの串刺し式攻撃を足を迎撃すると、すぐさま飛びつき式のDDTからホバーボードロックを極めにかかる。
だが、オスプレイはこれをこらえると、向かってくるKUSHIDAにフラムフライを決めると、オスカッターの体勢へ。
しかし、KUSHIDAはこれを腕ひしぎ十字固めで捕獲すると、三角締めへ移行。
これにはギブアップ寸前のオスプレイであったが、力を振り絞り三角締めを極められた状態からKUSHIDAを担ぎ上げると、そのままパワーボムでKUSHIDAをレフェリーに叩きつけた。
すると、場外からオスプレイの彼女がベルトを持ちリングに上がると、ベルトをKUSHIDAにぶつけようとするが、これはオスプレイが阻止。
ここで、オスプレイが彼女を場外に引き下げると、直後にKUSHIDAがオスプレイの左腕にドロップキックを見舞う。
続けて、KUSHIDAはホバーボードロックも極めるが、オスプレイはなんとかロープへエスケープ。
終盤、両者リング中央でステップキックの打ち合いからエルボー合戦を展開すると、オスプレイがKUSHIDAのリストを掴み、レインメーカーを放つ。
すると、今度は両者互いの顔面にストンピングの打ち合うと、KUSHIDAがホバーボードロックからバックトゥザフューチャーを狙うが、オスプレイはこれをスタナーで切り返す。
ここを勝機と見たオスプレイはKUSHIDAをコーナーに固定すると、そこからスワンダイブ式のオスカッターを敢行。
だが、KUSHIDAはこれをカウントで2で返すが、オスプレイはコークスクリューキックと畳み掛ける。
ここでオスプレイはとどめのオスカッターを狙うが、KUSHIDAはこれをキャッチすると、そのままバックトゥザフューチャーを炸裂させ、オスプレイから3カウントを奪った。
試合後、両者は互いの健闘を称え、ガッチリ握手をかわし、頭を突き合わせた。
※写真提供/WCPW
■現地時間8月26日(土)ニューカッスル大会
『WCPW Presents プロレスリング・ワールドカップ’17』ファイナル
○KUSHIDA(バックトゥザフューチャー)ウィル・オスプレイ×