• 2017.7.25
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「ケニー戦では、あの60分フルタイムやった試合の“続き”が観れる」オカダ・カズチカに『G1』直撃インタビュー!(後編)【G127C】


日本全国闘いサマー! 絶賛開催中の『ローソンチケット Presents G1 CLIMAX 27』に関して、オカダ・カズチカに直撃インタビュー!(後編)

※このインタビューは、ロサンゼルス大会前日の現地時間・7月1日に収録。

※写真協力/週刊プロレス

★前編はコチラから!

■タマ・トンガは一番気を抜いちゃいそうな相手。なので気をつけなきゃいけないなと。

――さて、8月2日(水)福岡大会の公式戦では、タマ・トンガ選手。いまタマ選手はタッグ戦線中心の選手ですがシングルでのタマ・トンガ選手はどうですか?

オカダ シングルは正直よくわからないですね。ただ、2012年にカール・アンダーソンがタッグ屋だと思ったら急に決勝までポンと上がってきたように、「タッグ屋だからシングルがダメなのか?」と言われたらダメじゃないと思いますし。逆に言えば、一番気を抜いちゃいそうな相手ですね。なのでココは気をつけなきゃいけないなと。

――タマ選手はBULLET CLUBではケニー選手の次の2番手、3番手のイメージがありますが

オカダ でも、彼も本音ではきっとケニーに負けたくないと思っていると思いますし、「俺にだって出来るんだ!」と思っているはずですから。そのへんはあなどれないですね。

■EVILが、ここまでお客さんから支持されるレスラーになるとは思ってなかったですね

――では、大阪大会のEVIL戦。世代的には近いと思います。オカダ選手はEVIL選手に関して、あまりコメントされたことがないと思いますが、どう思っていますか?

オカダ いまは内藤さんの影に隠れてますけど、「強い、実力があるレスラーだな」とは思います。ただ、それ以外はあまりないですね。まあ、SANADAさんもそうですし、EVILもそうですけど。しょせんはそのレベルだと思っています。

――ただ、EVIL選手がここまで上がってくる選手になる、という予想はしていましたか?

オカダ まあ、ここまで人気になるとは思ってなかったですね。ここまでお客さんから支持されるレスラーになるとは思ってなかったです。風貌もあんな感じですし。

――過去にオカダ選手とEVIL選手がタッグで対戦した時も、オカダ選手はEVIL選手に対して、それほど向き合わなかったような印象がありました。

オカダ それは、当時のボクが内藤さんとやっていたからじゃないですかね。ボクもEVILとの対戦イメージはあまりないですし。ほとんど絡んでないですね。でも、今回は『G1』ですし、EVILにしてもSANADAさんにしても、内藤さんは別ブロックだから関係ないじゃないですか。だから脱・内藤さんで暴れ回って欲しいですね。

――EVIL戦が大阪での試合というのは意識しますか? 去年の『G1』大阪大会の石井智宏戦は大会ベストバウト級のもの凄い試合で、大阪を熱狂させた印象があります。

オカダ いや、自分はそんな盛り上げたとか、あんまり気にしてないですから。去年は結局、負けでしたから。自分的には満足いかないですし。『G1』は勝たなくてはいけない大会ですから。まあ、試合はEVILに盛り上げてもらって、結果はボクがシッカリ勝ちたいなと。まあ、EVILが盛り上げて、ボクが負けてるっていうんじゃダメですけど(苦笑)。

■鈴木戦で、ひとつ引っかかるのは、前回は勝つのに40分以上かかっちゃったことですね

――このあと8月8日(火)横浜大会で鈴木みのる戦。今年の札幌大会(2月5日・北海きたえーる)でのIWGPヘビー級王座戦の印象が強いと思いますが、この終盤での鈴木みのる戦はどうですか?

オカダ 正直、そんなに恐いものではないのかなと。札幌で、一回勝ってますし。でも、ひとつ引っかかるのは、前回は勝つのに40分以上かかっちゃったことですね。

――公式戦は30分ですからね。そういう意味ではちょっと考え方を変えたほうがいいかもしれないと。

オカダ ええ。以前の試合のイメージに戻していきたいですね。IWGPヘビーのタイトルマッチは60分ですけど、試合ペースに関してはもっと「早く、早く」っていう意識が必要かなと。正直、『G1』ではそこがネックというか、このところ自分でもジックリ闘うことに慣れてしまったので。時間の感覚的には、「自分を変えていかなくてはいけないな」と。
 
――鈴木みのる選手はNEVER無差別級王者となって以降、後藤洋央紀選手、YOSHI-HASHI選手と連続でCHAOSを倒していますが、そのへんの意識は?

オカダ いや、ボクはないですけどね。前回のケニーの時もそうですけども、やられた借りはやられた人が返すものだと思いますし。
 
――ただ、鈴木選手としても地元の横浜ですし、リベンジという部分では、かなりの意気込みで来ると思います。

オカダ しかも、ボクがロスで勝てば、IWGPヘビーとNEVERのチャンピオン対決になるんですよね。そしたら、なおさら負けられないですね。

■ケニー戦は、『G1』のイチ公式戦ですけど、もしかしたら優勝決定戦よりも注目されるかもしれない


 
――で、公式戦の最後の最後になりますが、8月12日(土)両国国技館ではケニー・オメガ選手との……。

オカダ (さえぎって)引き分けですよ(苦笑)。

――たしかに、前回は60分あっても足らなかったわけですからね。

オカダ もちろん、そのへんはケニーも十分に考えた上で、序盤からすぐ動いて来ると思いますし。ボクもそうしていかないといけないと思いますけど。

――星取的にも最終局面でもありますから。

オカダ ええ。『G1』公式戦の中でも、ここで「勝つ・勝たない」が一番大事な試合になってくるとは思うんで。

――オカダvsケニー戦は、いまや世界的ブランドと言える黄金カードだと思いますが、この『G1』でもう一回と闘うことに関しては?

オカダ やっぱり、正直「早いな~」とは思いましたけどね(苦笑)。ただ、お客さんにしたら、あの60分フルタイムやった試合の“続き”が観れるわけですから。

――あ、たしかにその通りですね。

オカダ 『G1』のイチ公式戦ではあるんですけど、この試合も世界から注目される試合にはなるだろうなと。優勝決定戦でもないのにね。もしかしたら、優勝決定戦よりも注目されるかもしれないですし。

――この両国3連戦では、ここ例年、ABブロックが競い合うように名勝負が続出してます。東京ドーム、大阪城ホールでも同日に組まれましたが、前日の棚橋弘至vs内藤哲也戦は意識しますか?

オカダ まあ、勝てないと思いますけどね。フフフ。だって1回も勝ったことないじゃないですか(ニヤリ)。

――いままで圧倒してきている自信があると。

オカダ 正直、試合内容のことは気にしていられないというか。まあ、棚橋さんと内藤さんは、棚橋さんと内藤さんでやってもらって。ボクとケニーの世界をシッカリ見せたうえで、優勝決定戦にいきたいなと。

■飯伏さんの1年半を否定するわけじゃないですけど、「新日本プロレスより濃い1年半はないでしょ?」と

――それでは、最後に優勝決定戦で闘いたい選手を教えてください。

オカダ 正直、Aブロックの人ってほとんど試合していないんですよね。まあ、『レスリングどんたく』でやった(バッドラック・)ファレくらいですか。……そうですね。まあ、同じブロックでNEVER王者である鈴木さんを倒して、そのあと優勝決定戦でインターコンチネンタル王者の棚橋さんを倒してしまえば、シングルベルトの中でのIWGPヘビー級王者の価値というのをあらためて見せつけられるんじゃないかなと思いますね(※編集註=この時点ではUSヘビー級王者は未決定だった)。

――シングル王者を総ナメして、IWGPヘビー級王者の強さを証明するというか。よくわかりました。最後に、今回の『G1』で新日本マットに復帰する飯伏幸太選手に関しては、どう思いますか?

オカダ まあ、「がんばってください」ぐらいしか言うことないですけどね。ただ、ひさびさの新日本マットということですし、注目されるのはわかるんですけど……。飯伏さんが「みんなを倒せるのかな?」とは思いますけどね。そんだけのブランクもありますし。
 
――ああ、なるほど。たしかに約1年半くらい離れていたわけですけど、ケニー・オメガ選手も「この期間で、新日本はかなり変わっている」という主旨の発言をしています。

オカダ やっぱボクを頂点にして、新日本の選手はみんな変わっていると思いますし。ボクも防衛戦をやって、一度倒した相手のハズなのに、またキツい試合をやってる。それはみんなが進化しているからだと思いますし。べつに、飯伏さんの1年半を否定するわけじゃないですけど、「新日本プロレスより濃い1年半はないでしょ?」とは思いますね。

――そこのブランクに関しては気になると。

オカダ そうですね。「出なきゃよかった」と思うかもしれないですし。だからと言って、飯伏さんも出るからには熱くなると思いますし。おたがい熱くなって試合してくれればいいんじゃないですか。まあ、Aブロックのことなんでボクは関係ないんでね(笑)。

★前編はコチラから!

■「ローソンチケット Presents G1 CLIMAX 27」大会スケジュール
8月4日(金)愛媛・アイテムえひめ
★カード情報はコチラ!
★チケット概要はコチラ!
※「ロイヤルシート」は完売となりました。
※「アリーナA」は残り僅かとなりました。

8月5日(土)大阪・大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)
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★チケット概要はコチラ!
※全席完売となりました。「小中高生券」を含め当日券の発売はございません。
 
8月6日(日)静岡・アクトシティ浜松
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★チケット概要はコチラ!
※「ロイヤルシート」「指定席S」「指定席A」「指定席B」は完売となりました。

8月8日(火) 神奈川・横浜文化体育館
★カード情報はコチラ!
★チケット情報はコチラ!
※「SS席」は完売となりました。
※「アリーナA席」「アリーナB席」「2階指定A席」「2階指定B席」は残り僅かとなりました。

8月11日(金・祝)東京・両国国技館
★カード情報はコチラ!
★チケット概要はコチラ!
※「砂かぶり」はファンクラブ先行予約で完売のため、一般発売でのお取り扱いはございません。

※「アリーナA」「アリーナB」「アリーナC」は残り僅かとなりました。
※前売券の販売は、プレイガイド各店ごとに購入枚数制限を行うこともございます。

8月12日(土)東京・両国国技館
★カード情報はコチラ!
★チケット概要はコチラ!
※「砂かぶり」はファンクラブ先行予約で完売のため、一般発売でのお取り扱いはございません。

※「アリーナA」「アリーナB」「アリーナC」は残り僅かとなりました。
※前売券の販売は、プレイガイド各店ごとに購入枚数制限を行うこともございます。

8月13日(日)東京・両国国技館 <優勝決定戦>
★カード情報はコチラ!
★チケット概要はコチラ!
※「砂かぶり」「2F特別席」はファンクラブ先行予約で完売のため、一般発売でのお取り扱いはございません。

※「2F指定席」は完売となりました。
※一部のプレイガイドでは、発売日にお取り扱いのない席種もございます。
※前売券の販売は、プレイガイド各店ごとに購入枚数制限を行うこともございます。

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